2024年6月25日に「GENERATIONS」を脱退し、所属事務所「LDH JAPAN」も退社した関口メンディーさん。
独立後も、NHK朝ドラ「おむすび」に澤田役として出演するなど、活躍をされています。
しかし、退社発表は突然だったこともあり、ファンはじめとした多くの人が驚いたのは事実。
退社から半年経った現在の活動状況から、改めて、関口メンディーさんがLDHを退社した本当の理由を考察してみました。
発表されている関口メンディーの退社理由
2024年4月30日に事務所公式サイトで発表した際のメンディーさんは、事務所やグループ・ファンへの感謝とともに、長い文章で気持ちを綴られていました。
翌5月1日にはメンバーと共に会見。
それらの中で語られた退社理由を要約すると次のようなものです。
- 約13年所属したLDHは家族や実家のような存在になった。
- そんな環境に甘えていていいのか?と考えるようになった。
- 親元を離れ自立するのが親孝行ではないかと思う。
- 10歳の時に母から「日本と世界の架け橋になってほしい」と言われたが今の自分は合格点じゃない。
- 2022年から退社は考えていた。
そして今後の目標についても語られました。
- 独立して新しい生き方に挑戦する。
- 世界のエンタメの中で活躍できるようになりたい。
- エンターテインメント王になる!
という理由と解釈できます。
しかし具体性はなくフワッとしていることや、退社したら余計に世界から遠くなるのでは?とモヤっと感じた方も多いようです。
関口メンディーの退社理由で噂される「洗脳」「不仲」「ギャラ問題」はデマ?
そんな中、「本当の退社理由」と言われている噂がいくつかあるので、真偽を検証してみました。
洗脳説
関口メンディーさんは2021年頃から、絵本「えんとつ町のプペル」が大ヒットした西野亮廣さんをリスペクトしていました。
ただリスペクトのあまり、それまでは料理や日常の話題だったメンディーさんの有料ブログが、ビジネス啓発系の長文になっていったといいます。
ファンの方にしてみれば、どうしたの?と心配になったのでしょう。
「関口メンディーは西野亮廣に洗脳されてる」という噂が広がったのです。
それに対しメンディーさんは、
「人は知らないものを嫌う」
と、これもまた西野さんの自説を引用して長文で反論。
2022年には自身も絵本「ひらいたトコロのミラランド」を手掛けたことから、「プペル病が治らない」と余計に心配が広がりました。
そしてメンディーさんが退社を考え始めたタイミングが2022年ということから、「退社理由・洗脳説」が出たようです。
西野さんは現在、オンラインサロンを開設。
西野さんの考えに共感する約5万人の会員が在籍し、その売上は年間6億円にもなります。
別にこのビジネスに全く問題はありませんが、謎なクラウドファンディングをしていたことも事実。
「西野の活動を1日やめさせる権利(アンチ限定)10万円」
「西野があなたを意識する権利1万円」
など、どういうこと?と思う内容です。
その他に電車代をクラウドファンディングで集めるなどしていたことから、“信者ビジネス”とも言われていました。
そんな中、関口メンディーさんもコーヒー味のダイエットサプリのプロデュースでビジネスに参入。
これらの経緯から、「洗脳されて変なビジネスを始めるために退社したのでは?」と不安視する声も聞かれましたが、半年経った現在、そんな兆候はありません。
お仕事も俳優業など、あくまでエンタメで勝負でいていくようです。
西野亮廣さんをリスペクトしているが、洗脳されて退社したわけではない。
メンバーとの不仲説
一方で、メンバーとの関係性がうまくいかず脱退したのでは?という説も。
メンディーさんの退社会見には「GENERATIONS」のメンバーも参加して率直な気持ちを語りました。
不仲なのか検証するため、それぞれ長いコメントの大切な部分が伝わるようにまとめます。
- 今後のやりたいことや展望を聞けば聞くほど、正直LDHにいたままのほうがいいんじゃないか、GENERATIONSにいたほうが夢を叶えられるんじゃないかなと思ったし、今もそう思っている。
- でも1人でやるという覚悟を決めた以上は、今のところ、僕自身としてはメンディーくんがGENERATIONSに戻ってくるという選択肢はない。
- グループを卒業するというのはそれくらい大きなこと。
- 寂しさ以上に少し心配もしている。
- しかし引き止めることはできないし、メンディーさんの意思の固さを感じた。
- 個人的にはメンディーさんの描く未来は見えていない部分がある。
- ただ、挑戦して一歩踏み出した方が見られる景色とかチャンスがあるのかなと思う
- 心からその道を応援したいという気持ちもある。
- 未だに気持ちは半分半分。
- 仲間として送り出すべきだとは思った。
- しかしその挑戦は、LDHに居ながらできるんじゃないかとも思った。
- 引き止められなかった部分は悔やまれる。
- 最初の気持ちは「寂しいな」。
- その後メンバーで話をしていく中で「納得できない」という感情が湧いた。
- 今はめっちゃ怒っているし、ムカついている。
- ただそれは、メンディーくんが大好きだから。
- これからの活動で僕を納得させて欲しい。
- 最初に聞いた時は「辞められないだろうから、このままどうにかなる」と思った。
- メンディーさんの卒業が現実味を帯びていくうちに、自身の未来も不安になった。
- 自分もこのタイミングで辞めるという選択肢も考えたが、やはり全力でやりきりたいと思った。
- メンディーさんの決断に寂しい気持ちと納得できない自分もいる。
- 仲が深かったので本人が悩み始めているのは感じていた。
- シンプルに寂しいなとすごく思った。
- 個人的には不安にも心配にもなり、やっぱりやめて欲しくないなと今でも思っている。
- でも自分は友達なので、なんかあったら助ける。
- 最悪「戻ってきたい」ってなったら一緒に頭下げる。
とても正直なコメントで、胸が熱くなりますね。
総合すると、メンディーさんの脱退・退社の理由に納得できていないし、大丈夫なの?と心配している気持ちは伝わってきますが、仲間だからこそのコメントだと感じます。
リーダーの白濱さんも、
「決して喧嘩別れではない。だからこそモヤッとする部分もある」
と話していました。
メンバーの納得できる説明はしきれていないけれど、不仲で退社したわけではない。
ギャラ問題説
一部では、メンディーさんがギャラに不満を持っていたという噂もありました。
メンディーさんは元々ダンスパフォーマンスの実力がずば抜けていて、LDHが運営するダンススクール「EXPG」にも特待生として通っていました。
高校時代にお笑いコンビを組んでいたくらいトークもいけるため、多くのバラエティー番組に出演して人気者に。
インパクトのある容姿からドラマにも多く出演するなど、幅広く活躍していました。
そのためか、一時期調子に乗って羽目をはずす行動が目についたようです。
一方、代表のHIROさんはメンディーさんのことを、
「メンディーを天狗にしてはいけない。じっくり育てて、将来自分の跡継ぎに成れるような人材とてして育てたい。」
と考えていたといいます。
メンディーさんへの期待から、天狗にならないようにギャラも下のランクに敢えて抑えていたとか。
そのギャラについて、メンディーさんが周囲に不満を漏らしていたという情報が一部でありました。
その記事によると、ギャラに対する不満が別の事務所に伝わって誘われたのではないか?と“元LDH関係者”の話として綴られていました。
しかし、調べましたが根拠となる情報はどこにもありません。
また、半年経った現在もメンディーさんは別事務所には属さず個人で活動されています。
ギャラが不満で退社したという情報はなく、可能性は低い。
関口メンディーの本当の退社理由考察の結論
ここまで検証して、退社理由は巷で言われている「洗脳」や「不仲」「ギャラ問題」の可能性は低いと思います。
では本当の理由は何なのか?
「“これから”について個人として考えたかった」
これが理由ではないかと考察します。
メンディーさんは「EXILE」に加入した時に、燃え尽き症候群になったとラジオで話していました。
その時、燃え尽き症候群になるのは、
目標達成の「その後」を描けていない時
とも分析されていたのです。
恐らく、順調に「GENERATIONS」で活動しているものの、「その後」を描こうとした時に個人として考えたかったのではないでしょうか。
具体的には決まっていないものの、組織に所属してグループ活動をしている限り見えてこないと思ったのかもしれませんね。
※関口メンディーさんの現在については、関口メンディーの現在の事務所は?LDH退社後の活動も紹介!をご覧ください。
これからの関口メンディーさんの活動に注目して、応援していきたいと思います。