2018年5月に、和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さんが急性覚醒剤中毒で死亡した、「紀州のドン・ファン死亡事件」。
その容疑者として逮捕・勾留されているのが、当時の妻・須藤早貴被告です。
須藤早貴被告と言えば、セレブのようなSNS投稿やパパ活をしていたことで知られていますが、21歳で55歳年上の野崎さんと結婚するまで、どんな環境で生活していたのでしょうか?
調べてみると、実は高校まではごく普通の少女だったことがわかりました。
この記事では、
- 須藤早貴被告のプロフィール
- 家族構成と実家の職業
- 生い立ち
これらについてお伝えします。
須藤早貴のプロフィール
- 名前:須藤早貴
- 生年月日:1996年2月28日
- 年齢:28歳(2024年12月現在)
- 出身:北海道札幌市
- 学歴:札幌丘珠高等学校
- 身長:167cm
- カップ:D
須藤早貴の家族構成は?実家が医者はウソ
5人家族の次女
須藤早貴被告は、北海道札幌市に生まれました。
家族構成は次の通り5人家族です。
- 父親
- 母親
- 姉(3歳年上)
- 本人
- 弟(2歳年下)
家族仲は良かったそうですが、ご両親は結婚したことは知らなかったというので驚きです。
「マスコミの人からそのことを聞かれ、びっくりして。役所に住民票を取りに行ったら、本当に抜けていて……。娘は月に1回はこっちに戻ってきていました。GWに帰省したのに、結婚したなんてことは一言もなくて……」
引用:デイリー新潮
父親は医療関係の会社員で母親は元看護師
早貴被告の実家は、札幌市北区にある3階建ての住宅。
外壁がオシャレですね。
同じ敷地内に祖母の家も建っているそうなので、かなりの敷地面積と思われます。
本人は高校の同窓会で、
「親が医者で毎月100万円もらっている」
と話していたそうですがそれは早貴被告が見栄を張るためのウソで、父親は医療関係の会社にお勤めで、母親は看護師をされていたそうです。
以前はこの場所でアパートを経営していたそうなので、裕福な家庭で育ったといえます。
須藤早貴の生い立ち
幼少期
小さい頃は、兄弟3人で鬼ごっこやバドミントンで遊んだり、1人で少女漫画を読むごく普通の少女でした。
服装も派手ではなく、姉のおさがりなのか少し古いデザインの服を着ていたといいます。
近所でも、
「挨拶ができる礼儀正しい女の子」
という評判でした。
中学時代
早貴被告の出身中学は、札幌市立北洋中学校と言われています。
こちらが早貴被告の中学時代の画像。
そしてこちらが、札幌北陽中学校の制服。
おそらく北陽中学校で間違いなさそうです。
中学ではバドミントン部に入っていましたが、運動は得意ではなく静かで大人しかったといいます。
こちらが卒業アルバムの写真ですが、素朴な普通の女の子に見えますね。
集合写真ではいつも後ろで写る、控えめな少女だったそうです。
高校時代
高校は授業料が安いからという理由で公立高校へ進学。
高校名は札幌丘珠高等学校と言われていますが、確定できる情報は見つけられませんでした。
早貴被告の実家はそれなりに裕福ではありましたが、姉のおさがりを着たり授業料に配慮するなど、お金持ちを自慢するのではなく普通に倹約を心がける家庭だったことがわかります。
高校の卒業アルバムでは、メイクをして少し垢抜けた印象になっています。
それでも“派手”ではないですね。
同級生の話をまとめると、高校時代の早貴被告はこんな生徒だったそうです。
- 黒髪ストレートで純朴なタイプ
- 勉強はあまりできなかった
- 運動は苦手
- 明るい性格でいじめられることはなかった
- 亀梨和也が好きでジャニオタの友人とよく話していた
- 陰口が多いタイプ
- 自慢話が多くて一部からは嫌われていた
ちょっとマウントを取りたがる面倒なタイプではあったようですが、普通の女子高生といえます。
専門学校へ進学
2014年3月に高校卒業後は、美容の道に興味があり札幌ベルエポック美容専門学校へ入学。
入学当初から派手なメイクとファッションで目立っていたというので、容姿についてはこの時点で変貌したようです。
高校時代とは全く印象が違います。
美容の才能はあったようで、学校主催のコンテストで入賞したことも。
在学中に美容師免許も取得しています。
しかし、次第にSNSで高級ブランドの鞄や海外旅行の写真などのセレブ感満載の投稿し始めるなど様子がおかしくなっていきます。
飲み歩くのが好きで、ホストクラブにもはまっていたといいます。
この頃から、「親が開業医」と周りにはウソをついていたようですね。
専門学校入学後は一人暮らしをしていた早貴被告ですが、ご実家からの仕送りがあったのでしょうか?
なぜこんなにお金があったのか不思議です。
上京してデートクラブでパパ活
天才肌で練習しなくても技術があった早貴被告ですが、美容師の仕事にはつきませんでした(短期間だけ従事したという情報も)。
理由は、
- 手が荒れる
- 給料が割に合わない
というもの。
基本的に、努力をするのは嫌いだけれど承認欲求は高いという性格だったようです。
セレブ生活やSNS投稿を続けるために、専門学校卒業後は上京して高級交際クラブに登録。
“パパ活”をして収入を得る道を選びます。
デリヘルやセクシー動画にも
それでも飽き足らず、更に収入を得るためにデリヘルでも働いた早貴被告。
上京翌年の2017年には4本の成人向けセクシー作品にも出演し、計38万6097円を得たといいます。
業界一のトップ男優、しみけんさんとも共演していました。
お金のためであれば何でもするという割り切りは、すごいですね。
野崎幸助さんと結婚
そしてセクシー動画に出演した2017年2月、知人からの紹介で55歳年上の野崎幸助さんと出会います。
出会ったその日に野崎さんは100万円の札束を渡し、「結婚してください」とプロポーズ。
早貴被告は次のような条件を出しました。
- 毎月100万円をもらう
- 田辺市には住まない
- 性生活はしない
「働かずとも裕福」な早貴被告にとって理想の生活です。
野崎さんはその条件を了承し、2人は翌2018年の2月に結婚します。
しかし、当初は月に何度かは田辺市に来る約束だったにもかかわらず、早貴被告は野崎さんから逃げ回ります。
不満を抱えた野崎さんは3月下旬には離婚を考え始めました。
そして2018年5月24日に急性覚醒剤中毒で死亡。
2021年4月28日に早貴被告が殺害容疑で起訴されました。
2024年12月12日に判決が言い渡されます。
まとめ
この記事では、「紀州のドン・ファン死亡事件」の容疑者、須藤早貴被告の生い立ちについてお伝えしました。
振り返ってみると、2014年3月に普通の高校生活を卒業してから2018年の野崎さん死亡まで、あれよあれよという間の転落だったように思います。
早貴被告にどんな判決が言い渡されるのでしょうか。
真実が明らかになることを願っています。