財務省財務総合政策研究所で研究に勤しむかたわら、東京都立大で特任准教授も務める米田泰隆さん。
過去には就活生に向けた著書も出版しています。
現役国家公務員と大学教員の2足のわらじを履くのは、大変だと思いますが、どんな経歴の方なのでしょうか。
この記事では、米田泰隆さんの学歴や経歴をまとめました。
米田泰隆のwikiプロフィール
- 名前:米田泰隆(よねだ やすたか)
- 生年月日:1980年
- 年齢:44歳(2024年12月現在)
- 出身:北海道千歳市
北海道千歳市に生まれた米田さんですが、東京の大学に進学しています。
米田泰隆の学歴
中学・高校
中学・高校については情報がありませんでした。
おそらく地元北海道の学校に通っていたと思われます。
大学:東京都立大学
米田さんが進学した大学は、
東京都立大学経済学部経済学科
※偏差値:57.5~60.0
です。
米田さんは1980年生なのでストレートだと2003年大学卒業になりますが、2005年卒業となっています。
浪人か留年、もしくは留学をされていたのだと考えられます。
大学院:一橋大学大学院経済学研究科
大学卒業後に国税局へ入局していますが、仕事をしながら一念発起して一橋大学大学院へ入学しています。
大学教員への道を目指していたのかも知れません。
修士取得後は博士課程へ進み、博士号も取得されています。
- 2015年(35歳):一橋大学大学院経済学研究科
- 2017年(37歳):一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 2022年(42歳):同研究科博士課程修了
- 公共経済学(財政学・租税理論)
- 経済政策
一橋大学大学院は次の条件を満たす方には「社会人特別選考」があります。
- 3年間以上の社会人経験がある
- 大学卒業から3年以上経過している
米田さんもこの特別選考を突破して大学院で学び、仕事と両立していたのでしょう。
非常に優秀で努力家なことがわかりますね。
米田泰隆のwiki経歴・東京国税局から財務省と大学教員へ
米田さんの東京都立大学卒業後の職歴をご紹介します。
国税局や財務省の研究官
- 2005年:東京国税局へ入局
- 2010年:財務省財務総合政策研究所研究企画係
- 2012年:財務省財務総合政策研究所研究官
- 2017年:内閣府経済社会総合研究所財政班長
- 2020年:国税庁長官官房企画課統計利活用担当チーフ
- 2022年:国税庁長官官房企画課統計利活用担当チーフ 兼 財務省財務総合政策研究所主任研究官 兼 税務大学校研究部共同研究担当
- 2023年:財務省財務総合政策研究所主任研究官 兼 税務大学校研究部共同研究担当
一貫して経済学に関する研究を続けていることがわかります。
現職の財務省財務総合政策研究所では、主任研究官として
マクロ経済および人口構造の変化と政府財政の関係、税収および課税ベースについての研究
をされているということです。
論文も共著を含めると多数発表されています。
大学教員歴
一橋大学大学院で博士号を取得してからは、各大学で教鞭をとっています。
- 一橋大学
- 東京農業大学
- 文京学院大学
- 跡見学園女子大学
- 昭和女子大学
- 東京成徳大学
これらの大学では講師を務めていたようです。
そして現在は、東京都立大学で特任准教授となっています。
特任准教授とは、任期の定めがある准教授のこと。
少しわかりにくいのですが、大学における役職順位は上から順に次のようになっています。
- 教授
- 准教授
- 特任教授
- 特任准教授
- 講師
- 助教
- ポスドクや助手
米田さんは、講師から特任准教授へとステップアップしてきたと言えます。
著書も出版
米田さんは、2021年2月に「就活経済学」という本の出版もされています。
本の解説には、米田さんがアドバイスしたことによって多くの学生が大手企業から内定をもらった実績も書かれています。
就活の勝因は経済学にあり!
著者がアドバイスし大手鉄道会社、外資系コンサル企業、メガバンク等金融系、有名IT企業、国内有数の電機メーカー及び成長著しい家具小売店企業に内定した学生達の経験を踏まえ、ES(エントリーシート)、オンライン面接、資格等で重要なポイントをランキング形式で解説。
出版された2021年はコロナ禍まっさかりで、面接はほとんどがオンラインになり学生たちは困惑していた時期です。
そんな就活生に向けて書かれた著書でした。
まとめ
この記事では、現役国家公務員と大学教員の2足のわらじを履く、米田泰隆さんについてお伝えしました。
本の執筆・出版までされ、非常にハードな生活をこなされていたことがわかりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。